令和3年度に計画している事業を、1)臨床試験関連事業、2)社会貢献、啓発事業の展開、3)事務局関連事業の3点につき概略を報告する。
1)従来の臨床試験の支援の継続
①CC-17 :症例集積促進を支援致します。
2)追跡調査中の試験は以下の通りです
①GC-07: 2022年9月に5年生存、5年無再発生存の解析を行います。
②GC-07AR:2022年9月に解析予定
③GC-07AR2:2022年9月に解析予定
④GC-08:主要評価項目報告済み。順次NivolumabのBiomarkerを公表予定。ESMO GIにOral abstractに採用され報告予定。
⑤GC-09:2021年1月に主要評価項目であるPFSの解析、ESMO 2021にて公表予定
⑥CC-13:ASCO 2021にてOral abstractに採用され報告予定
⑦CC-16:本年度中に解析しASCO GI 2022にて報告予定
3)論文作成中の試験
いずれも筆頭著者が決定しており、順次公表して行く
試験略号 | Phase | 症例数 | ||
---|---|---|---|---|
GC-07 | P-III | n=951 | 症例集積終了 | 追跡調査中 |
GC-07 AR | AR | n=880 | 症例集積終了 | 追跡調査中 |
GC-07 AR2 | AR | n=667 | 症例集積終了 | 追跡調査中 |
GC-08 | 観察研究 | n=954 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
GC-09 | P-II | n=66 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
CC-07 | P-II | n=17 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
CC-08 AR | AR | n=4 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
CC-09 | P-II | n=25 | 症例集積終了 | 論文投稿中 |
CC-09 AR | AR | n=12 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
CC-10 | P-I | n=13 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
CC-11 | P-II | n=64 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
CC-12 | P-II | n=20 | 症例集積終了 | 論文投稿中 |
CC-13 | Random P-II | n=359 | 症例集積終了 | 論文作成中 |
CC-13 AR | AR | n=227 | 症例集積終了 | 追跡調査中 |
CC-16 | P-II | n=90 | 症例集積終了 | 追跡調査中 |
CC-16 AR | AR | n=80 | 症例集積終了 | 追跡調査中 |
CC-17 | 観察研究 | n=300 | 症例集積中 | 症例集積中 |
CC-18 | 観察研究 | n=200 | 準備中 | 準備中 |
1)2021年JACCRO学術集会は総会終了後リモートにて行います。
司会 市川 度先生
CC-13 ASCO 報告 演者:辻 晃仁 先生
2)JACCRO臨床研究ワークショップの開催:本年度も開催を見送る予定です。
3)ホームページに「臨床研究の作り方」、「臨床研究 Q&A」、「一般会員の方へ」のコーナーを作成し会員の臨床研究への啓蒙活動を推進します。
1)新型コロナ感染症対策について
事務局内のソーシャルディスタンス、換気、衛生管理を徹底します。
2)テレワークの積極的導入を促進します。
3)JACCRO創立20周年記念事業計画